2018年1月23日 (火)

30GP終了しました

「第3回 30GP」無事終了しました。

結果ミクロは準決勝敗退でした。
優勝は「ユニットまいあがれ」!
準優勝は「カヨコの大発明」でした!
応援してくださった皆さん、ご来場下さいました皆様
本当にありがとうございました。 
作品については、お知らせの段階から紹介させて頂いてますが改めて少し。
初戦・2回戦とも乗り物に乗って進むお話でした。

◆初戦作品「ベリー・メリー・ゴー・ホワイト」について

4年前ミクロ初のカフェ公演で上演した「ワンダー三日月リバー」という本公演の作品を源流にしたものです。再演をしない劇団なんですが、これだけはしてもいいかなと劇団員全員が思っていた作品です。

当時、観た映画や読んだ本の影響で「引力」というものについて深く考えたり感じたりしていて。調べたりしていると、とても面白くて。それは私たちが意識せずとも普段から受けている宇宙全体にある実際の引力と、そしてもうひとつ、人と人が引かれ合う方の力の引力っていうのもあって。私は、そこにも小さな宇宙を感じてしまって。私たち人間の一生など、その中の哀しみなど宇宙の果てから見たら本当にちっぽけかもしれないけれど、その一人にとっては人生全てが灰色になるくらいのものもあったりするわけで。引き合う力って何か・・とか相変わらず答えは見つからないままだけれど、でも世界にそんな力を持った人たちが出てきてもいいんじゃないかなと思って書いた作品です。

一人の男と一匹と一羽が一緒に乗り込んだ列車で、自分の記憶を旅するお話です。過去と未来、そして今を揺られ揺られて進みます。30分という短い時間に男の半生と(もしかしたら一生か)少し遠い空の果てを感じてもらえたらと思って作った作品です。

◆2回戦作品「ツキ・タク・チキ・タク」について

もういろんな想いが入り過ぎているのですが、これは私が初めて書いた短編です。それまで2時間くらいのものしか考えていなくて、そんな中、Season1の30x30に参加することになった時に、30分!と興奮しながら書いたものです。その頃の30は参加2団体で共通ワード一文字を持ち、そのテーマ文字に沿った作品を書くということになっていました。その時のテーマ文字は「同」でした。

「同じ」なぁと考えた時に、いつも時間のことを真っ先に考える人間なので、「同時」に何かを動かそうと思ったのと、気持ちが大事だ!と思ったら単純に「同じ気持ち・想い」みたいなものが出てきて、同じ乗り物に乗って同時に動いている人間が同じ思いで同じ月を見上げてるってどうかなと思って。今じゃ、「同じ空見上げてる」のキーワードは歌の歌詞では死語やろくらい恥ずかしかったんですがね。やってまいました。あとは、気がづかれた方も多いと思いますが、「ナイト・オン・ザ・プラネット」の影響ですかね。前の週にガバメンツさんを観て、タクシー運転手が鈍ってる!やばい同じや!と思ったんですが、観る6年前に書いてしまってたので仕方ないです。。あとは、たまたま「Only you」という曲を元々Yazooというイギリスの古いロックバンドがやっているのを聴いて知ってて「天使の涙」でカバーでかかってるのを聴いて、これええなぁと思って。これをいつか作品で使いたいなと思っていて。いつもこの曲歌うのですが、今回は初めて役者に女子が3人もいたので(過去最多!)ハモリもいっぱい入れてしまった。二人はとっても音感のいい二人やったので、稽古して色々変えて一番いいハモリ作れた時はほんまに楽しかった。何度かやってるけどまた新しい「ツキ・タク」が出来ました。

◆30GPについて

稽古場では、初戦を突破しないと、ツキタクだけに出る大月ちゃんという若手を出せないことになるので、メンバー全員の大月を出すぞ愛が凄かった。でもそれだけ愛されるべく努力する子でした。それを一番強く思っていたのは、同じく若手の、これまためちゃくちゃ頑張った楠村しほちゃんでした。ミクロ今また老体だけなので、この若い2人のまっすぐな気持ちが本当に力になりました。それといつも助けてくれるミクロ全劇団員が一番信頼してる役者タメくん。そして、うちらをミクロたるものにしてくれる、絶対信頼の田村・千代くんという二人のプレイヤー。劇団員とこの素晴らしいメンバーで作れたことが私の一番の誇りです。

大会は、運営側が本当に大会そのものをよくしようと必死に考えて取り組んでくれています。初まってからのスタッフワークの素晴らしさも、本当に賞賛されるべきものです。この大変な仕事をこなしてくださったスタッフのみなさんに心から感謝です。

そして、演劇は勝敗を決めるものではないという考えの方には、30GP一連のSNS発信は、不快に感じていた方もいたかと思います。私も参加してなかったらそう感じている方だったと思います。もちろん最後には勝敗を決めています。賞金も出ます。もちろんそれを目指してもいます。でも、勝った負けたと大騒ぎしているだけではなく、参加劇団全てが良いものを作るために全力を尽くしています。それは間違いないです。最終的にはいいものを見てもらいたいという気持ちが一番強いはずです。それを証拠にどの劇団も30x30で発表した時より30GPの方が同じものでもグンとよりよりものになっているからです。一つの作品をこんなにも高めれるんだと、そういうことを観て感じてもらえる場だと思っています。

30GPは30x30の最後のお祭りです。
30x30という劇場ではなかなかやれない若手やまだまだこれからの劇団が、一日だけど、劇場で最強スタッフの元で音響・照明・舞監がちゃんと入った作品が作れるよ。しかも2劇団が一緒にやるので、その劇団とももちろん交流できるし、自分たちのお客様じゃない方にも観てもらえるよ。っていう素晴らしい1stの企画公演です。
30GPを目標にせずとも、皆どんどん参加していったらいいなと思います。

ミクロ作品を一緒に作ったメンバー
参加劇団の皆さん、火ゲキスタッフの皆さん
ご来場くださった全てのお客様

本当にありがとうございました。

ありがとう30GP!
ありがとう30x30!

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2017年12月31日 (日)

ありがとう2017

もう今年も残すところ数時間となりましたね。

2017年
石井テル子と Micro To Macro と
そしてミクロ劇団員達と関わって下さった、たくさんの皆様
本当にありがとうございました。


今年は、たくさんの方と出逢い一緒にものを作れたなという気持ちが強いです。
まず1月にやった 3MAPから始まったわけですが、
これは、Micro と カヨコと オッドが共同で作った一つの公演でしたし
これがまた、ほんまに面白かったのです。カヨコ・オッド本当にありがとう。


2月以降はスペドラ○(わ)の怒涛の制作会議が続いたけど
この長年続いてお祭りの最後を私も盛り上げたかったし、参加したメンバーみんなに
そんな気持ちが溢れていて、皆のやる気が溢れまくって実は企画が上がり過ぎて
全部こなすのが大変なくらいやったけど(笑)、でも、それはそれで、めちゃ面白かった。


おかげで、鼎談(ていだん)という3人で話すという企画で2回も喋ったし、ソラトニワラジオとか宅飲み等のラジオ番組や、SP水曜劇場にも3回も出演させてもらったし。。
コモンズフェスタやクロージングトークも合わせたら
スペドラ関係だけで人前で、12回くらい、大勢の前で話す場面に登場したよ。
この私がそんなに喋るだなんて。びっくりだよ。
でも、それぞれ全部面白かったです。


スペドラ企画があったから、WSの講師もさせて頂けたし、サリーのOMS戯曲賞作品 「愛情マニア」に泉君演出のもと、出演もできました。自分がOMS戯曲賞の作品に出演できるなんて、とても嬉しいことでした。それに、そこには初めましての方がたくさんいて、たくさんの出会いがあり、これにも本当に感謝です。


縁フェスという企画ではこれまでスペドラ参加していなかった劇団も、高校生からの参加も、あって、どんどん○(わ)は広がって行って、正にこの演劇祭のタイトルのようになってきてたと思う。
私個人としては、ミクロを知ってもらい、ミクロをたくさん育ててくれたのもスペドラだと思っているので、この祭りが終わってしまうのは、とても寂しかったんだけど。
でもこの最後の「お祭り」にかける演劇人たちの熱い想いを感じて、何事もやってみて終わったとしても、終わっただけでなく、そこから繋がる・広がるものがあるのを感じて、スペドラの最後に立ち会えて本当に良かったと思っています。


いきなりダイゴに頼まれてトークライブに出たなぁ
もう10年以上も仲良くしている連れといきなり人前で喋れと言われて、え、今更何を喋るんや!と思ったけど、困った時にはいつも助けてくれるダイゴなんで、私もここは頑張ってみました。結果、お客様はどう感じて下さったか分かりませんが(お題をもらって話す練習も実は繰り返しめっちゃやって!)人前で喋る石井人生で最も喋れたと思っています。面白かったかどうかは未だにわかりませんが。私は面白かったです・・・。


11月に「May」さんに客演で役者として呼んで頂けたのは、とても嬉しく、とても良い経験となりました。Mayさんの作品はこれまで何度も観てきてたのですが、中に入って実際、金さんはじめ、劇団員や皆さんと一緒に作ることで、作品の持つ強さとか人物の魅力とか、ホンの中にまず欠かせない原点みたいな要素をたくさん感じて浴びることができました。そして何より稽古場が楽しかった。久しぶりに役者だけして、なんてなんて楽しいんやろうと思った!!


あとは、最後に朗読もした!「みつカネかい?」のクリスマスかい?に呼んで頂いたのです。
これが、最後の最後にしてめちゃ楽しかった。全員自由!全員が楽しむことに全力投球!
面白かったです。ありがとうみつカネかい!!

ABCホールのような大きな舞台に呼んで頂けるのも有り難く、中之島文化祭のおかげです。このお祭りでもたくさんの方に出逢い、力をお借りしました。ありがとうございます。

演劇の講師をしていますが、今年は2回も公演を打ちました。1回は1作品だけだったのですが、2回目は4作品もあり、全部の演出をするのは凄くしんどかったです。でも生徒たちがもの凄く頑張りました。最後の作品が終わった時、この子たちを教えていてよかったと感じて泣けて来ました。「芝居が好き」が溢れていました。芝居を好きにさせてしまっていいのか悪いのかわからないけれど、私はとても幸せでした。

10月には30x30に参加させてもらいました。一緒にやった創造Streetの皆さん
本当にありがとうございました。そして、この作品でまた来年頭にすぐある30GPに出演させて
頂けることになりました。観てくださったお客様、応援してくださったお客様のおかげです。
本当にありがとうございます。
30GP勝っても負けても作品は観てくださった方に届くものを全力で作ります。


ミクロは今年劇団旗揚げから10周年を迎えました。
10周年記念作品をスペドラのアンコール公演として打たせて頂き、
スペドラ最後の演劇作品として上演させて頂けたことは本当に光栄でした。
「LITTLE SONG」を作るのはとてもしんどかったです。
作る過程で、悩みまくったし、腹立ったし、泣きまくったし、どうしようもない気持ちになりました。きっとたくさんの方に迷惑をかけました。心配させてしまいました。
でも、一緒に作ってくれたメンバー・スタッフ・支えて下った方々、劇場に足を運んでくださったお客様のおかげで、なんとか作品を完成させることができました。
10年やって来てよかったと心から思いました。


10年もやって来て、まだまだできてないことだらけで情けなくもなりましたが
10年やって来たからこそできたこと、信じれたこと・信じてもらえたこともありました。
私は、お金には恵まれてませんが、本当に、人の運だけにはとてもとても恵まれています。
私と少しでも関わってくださる方に感謝しかありません。


劇団はメンバーが少し変化しましたが、
来年からまた、もう一度、原点に戻る気持ちで
「とにかく一生懸命いいものを作る」を貫きたいと思います。
当たり前ですが。
当たり前を。
ちゃんと。


今年出会った皆さん
絡んでくださった皆さん
遠くから応援してくださった皆さん
絡んでないけれど気にかけてくださった皆さん
私に芝居をさせてくれている家族
本当にありがとうありがとう。
心から感謝します。


ありがとう2017年
新しい年も全力で走ります。

よいお年を。




2017年 大晦日 テル。

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2017年9月13日 (水)

始まりには終わりがあるってことを

昨日たにがわさきが客演させてもらっているカラ/フルさんの作品を観てきました

火曜日のゲキジョウ 「30x30」 に参加している作品でした

相手チーム「Lucy Project」さんは岸田國士の戯曲を

芝居を初めてという人がするという、実に果敢な挑戦作品でしたよ

さきが出演していたカラ/フルさんは
日頃より泥谷はじめ、ミクロの初期からお世話になっている
オダさんが主宰の劇団です

物語は「カラフル」という架空の劇団が
劇場で本番前のゲネをしている最中に
起こるドッヒャー!(ドッヒャーってなんやねん)
を描いているんですが
わかりやすくて、面白かったです

台詞や構成そのもの端々に
作家オダタクミ氏の劇作に対する本心が溢れていて
見ていて実に作り手としてはワクワクする作品でした

この芝居の中で、たにがわさきは、自分の私的感情によって
そのゲネをぶっ止めるという激情型の女を演じていたのですが
それが実に彼女にぴったりで、嗚呼、面白いなぁと思いました

さきが普段、激情型の人間かというと、きっと違うと思うんですが
本来持っている内面から湧き上がる強いフツフツ感と
その 爆発力みたいなものが出まくっていて
そういう意味で、彼女らしい役でした

オダさん、そんな彼女を観せてくださりありがとうございます
と思いました

たにがわさきがMicro To Macroの役者として観ていただく作品は
これで最後となりました。
電車で一緒になったNGRの役者めりさんにも
さきの芝居が良かったと言っていただき嬉しいなと思いました

私が劇場を去る時、演出がそっと
「さきちゃんがヒジヤに似過ぎてびっくりするわ・・真面目過ぎるとこも」
と笑って言うので
私は、「はい。みんなに言われます」とまた言いました

これからも良い芝居ができる
それに努力する役者でいてほしいと思います

さて、今日から
10月に参加する 30x30の稽古です
10/3(火) です

宿題は8/31にやるタイプでした
でもなんの根拠もなく、
8月中の記憶を全部詰め込んだ誰よりも面白い図画工作
仕上げたるーっていつも思ってました
みなさん、どうか観に来てください

テル

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2017年6月 8日 (木)

Micro To Macro 旗揚げ10周年記念公演

【次回公演】

次回はミクロの本公演です
是非ぜひ観に来て下さい m(_ _)m

あたしが今までやってきたこと
いっぱい詰め込んで作ってます!


🔶チケットご予約 ▶︎ こちらをクリック

space×drama○ アンコール公演
Micro To Macro 旗揚げ10周年記念作品

『リトル・ソング』
作・演出:石井テル子

🔶公演日時
2017年07月14日〜17日
07月14日(金) 19:30
07月15日(土) 15:00 / 19:00
07月16日(日) 13:00 ★ / 18:00
07月17日(月) 12:00 / 16:00
★アフタートーク開催!!

🔶会場
シアトリカル應典院

🔶Cast
泥谷将
小谷地希
たにがわさき
石井テル子

上杉逸平
アミジロウ
田米カツヒロ
銭山伊織
水谷有希
松村里美
杉森にいな

🔶Player
ゆういちろう (guitar)
千代延佳明(guitar)
川藤将史 (bass)
村上友 (drums)
田村晃司 (violin)

🔶チケット料金
前売:3,300円
当日:3,500円
ペア割:6,000円 (要予約)
学割:2,500円 (高校生以下/要証明)

🔶Staff
舞台監督:塚本修(CQ)
照明:加藤直子(DASH COMPANY)
音響:横田和也(K.S.R.D)
振付:アミジロウ

チケットのご予約🔻
https://ticket.corich.jp/apply/82760/001

是非予定に入れて貰えたら幸せです!

お待ちしております。

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2017年4月13日 (木)

ばぐといっしよ「解釈ってなあに」WSをしてきました

スペドラ企画

baghdad café 製作 体験型ワークショップ ばぐといっしょ 「解釈ってなあに」
3日間ある中の1日、4/11の担当をしてきました。

参加してくださった皆さん、泉くんはじめバグの皆さん、事務局の皆さん、劇団員のみんな、西島会長、協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。
あまり参加する方がいないのかなぁと思いながらでしたが、蓋を開けてみると、当日雨にもかかわらずたくさんの方が来てくださり、しかも、ほとんどはじましての方ばかりで新しい出会いがいっぱいでとても嬉しかったです。


「解釈する」ということを台詞の言葉そのものについてではなく、その台詞にたどり着くまでに、役者がどういう状態にあるといいのなという大義で捉えてやってみました。

同じタイトルでこのWSを、3人普段段作・演をしている人がしてます。私以外に、中川君、福谷君もするので、違う感じのものになればなぁという気持ちもあり。

実は去年くらいから、この企画をバグから発案があり、泉くんと年末や年明けから綿密に打ち合わせしていたですよ・・・。

泉くんと打ち合わせしてる時も、一昨日やってみても感じたんですが、自分がお芝居に向かっている一番根っこの部分は自分が強く意識しているわけではないのに、作ってても、人にこんな風にやってみよう的に紹介?してても、必ずそっちに向かっていくもんなのかなと改めて感じて。

これからもしかしたら変わっていくかもしれないんだけど、きっと私が頑固に持ち続けている部分でもあるのかなと思ったりもしました。

普段生徒に教えている時にも思うんだけど、お芝居を始めたばかりの人は生き生きしている!(もちろんベテランさんも、観てくださる側の方もですが・・)新しいことや初めての心の動きに一喜一憂する。それを見るのがとても楽しいなぁ。何年芝居をしても、できることならいつも新鮮に、台詞の中にある「面白さ」「奥の奥」「なぜなぜ」を追い求めてほしいなと思いました。

中川君と私の終わって、まだ最後、15日土曜日に福谷くんのがあります!
みなさん、ぜひ参加してみてください!きっと面白いです!!!

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これはスペドラ大祭◯のバグのフリンジ企画でした
「ばぐといっしょ」とても楽しいのががいっぱいですよ
みなさん、スペドラ大祭◯、もちろん5月からの演劇公演もありますが、演劇を通じてできる何かを求めていろんなことをやってます。是非是非参加してみてください!

見て見て→ スペドラ大祭◯

最後に画像は愛情マニアからWSまで駆け抜けたバグ泉くん
(ばぐといっしょはまだまだありますが!)
凄い賢くて、難しい段取りもクルクルやっつけてく人なんやけど、そこにめっちゃ一生懸命努力もしはる。
全くかなわねえぜ。

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愛情マニア終わりました

遅れ馳せながら

スペドラ大祭◯関連企画
シアトリカルフォーラム 戯曲×恋愛『愛情マニア』
終わりました。
ご来場くださいましたお客様、台本を提供してくれたサリngROCKさん
戒田さん、事務局の皆さん、共演者の皆さん、そして構成・演出・当日の進行のという大役を果たした泉くん、関わってくださった全ての方、本当にありがとうございました。

実験的・挑戦的な企画だったと思います。
やるのは実はとても大変でしたが、終わってみると、とても貴重な体験ができて、本当に出演させてもらえてよかったなと思いました。

もともと人前で上手にモノを話せるような人間ではないのですが「恋愛」というテーマから派生して様々な方向に話は展開し、舞台上で目から鱗状態になったり、まさかのちょっと泣きそうになったりで、もう心の振り幅がすごかった。

でも、パネリストの光軌さん永遠嬢さんの話が本番でも仰ってましたが、なぜかお二人の話が最終的には通じていくところがあり、短時間のディスカッションではありましたが、一つの物事を極めていこうとする人は同じようなものの捉え方をしていくのかなということを実感・・・。

お芝居に関わり、こんなに人と日々濃く濃く関わり、ましてや自分ではない何者かの人生や人生の一部を描こうなどとしているのに、こんな私って・・・と自分のちっささも思い知りましたよ。でもそれも「自信」であることを知りましたね。本当に良い体験でした。

ダブルキャストだったので同じ作品を別の役者がやっているのを観るのも、凄い久しぶりで新鮮やったなぁ。終わった後、宮川サキやんとお互いハイタッチしあって、打ち上げでは戦友みたいな気持ちになって喋ってた。

7日の皆さんもですが、私が一緒にやった8日チームの役者さん本当に皆さん魅力的で、揺るぎない安心感と安定感でシーンの土台を作る方、毎回違う何かが放たれて共演者までドキドキしてしまうような方、どんどん上がっていって本番キラキラする方、それぞれが実にいいなと。数回しか稽古ないのが残念で。サリーの台本、本当に面白かったので、しかもこんなメンバーなら時間かけて本当全部やりたいなぁと思いました。

これは、スペドラ大祭◯の関連企画でした。
私と、ミクロはこのスペドラに育ててもらったと言っても過言ではないくらい、スペドラの「場」にお世話になってきました。その最後のお祭りである今年のスペドラ大祭◯のこの企画が、まずは一つ目スタートしということで。ここからまたこの祭にたくさんの方が興味を持ってくれたらなと思います。めちゃ面白いお祭りにしたいんですよ。私は!!


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2017年2月17日 (金)

★次回出演情報★

スペドラ大祭◯関連企画
シアトリカルフォーラム 戯曲×恋愛『愛情マニア』
演劇の登場人物とライブでディスカッションするフォーラム!

戯曲×恋愛『愛情マニア』
脚本提供:サリngROCK(突劇金魚)
演出・構成・進行:泉寛介(baghdad café)
【4/7(金) 出演】:阪田愛子・ 熊田健大朗・ 熊谷みずほ・ 一明一人・ 中嶋悠紀子(プラズマみかん)・ 合田団地(努力クラブ)・ 高道屋沙姫(かまとと小町/トネリコプランニング)・ 宮川サキ(sunday)
【4/8(土) 出演】:佐々木ヤス子・ 杉原公輔(匿名劇壇)・ 西田美咲(劇団暇だけどステキ/劇的☆ジャンク堂)・ 亀井伸一郎(劇団カメハウス)・ 是常祐美(シバイシマイ)・ 石井テル子(Micro To Macro)・ 上田ダイゴ(マーベリックコア)・ 大休真紀子(森林浴)

上演日時

4月7日(金)19:00 
4月8日(土)13:00  ←テル出演

チケット料金

一般1500円
学生・應典院寺町倶楽部会員1200円
共通パスをお持ちの方1000円

チケット予約

クリック

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シアトリカルフォーラム 戯曲×恋愛『愛情マニア』】は、サリngROCK(突劇金魚)の傑作恋愛戯曲『愛情マニア』を題材に、上演中の登場人物にライブでインタビューが行われ、パネリストを交えてディスカッション、現代の恋愛に関する諸問題について語らう「演劇上演×フォーラム」なステージです。

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2017年1月 2日 (月)

ハロー 2017

新年あけまして
おめでとうございます

旧年中、お世話になったたくさんの方々
本当にありがとうございました

はじめましての方との出会い
これまでやってきたことを地道に続ける
いや、変化させてみる
と、色々なことがあって
それは全部
私にとっては
貴重な経験となりました

今年2017年
Micro To Macroは10周年を迎えます
夏に10周年記念公演を予定しています

それまでにも
いくつか作品を観ていただくことがあるかと思いますが
つくる作品全部
楽しんで貰えるよう頑張ります

劇団を続けていくということは
本当に大変なことだと思います

素晴らしい劇団の終わりを聞いたりして
寂しい気持ちでいっぱいになるのですが
もしかしたらミクロにもそんな時が来るのかも
しれないのですが

今、やれている、この今は
やれていることを楽しんで
そのためにちゃんと苦しんで
観てくださるお客様に楽しんでもらえるよう
そして
やれてることに心から感謝して
作品を作っていこうと思います

今年もMicro To Macroとミクロ劇団員と
こんな私をどうか宜しくお願い致します

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2016年12月30日 (金)

★次回公演★

■次回公演は1/23〜25「3MAP」!!
1月23日(月)19:30 1月24日(火)15:00★/19:00 1月25日(水)15:00★/19:00 ★平日マチネ割料金 ※受付開始は開演1時間前、開場は開演30分前 劇場
in→dependent theatre 1st
料金
前売:2,500円/当日:2,800円
★平日マチネ割料金…
前売:2,200円/当日:2,500円
予約ページ
[Micro To Macro扱い] ▶️クリック
サイト Micro To Macro ▶️クリック
twitter▶️クリック
2016年4月に開催された小演劇界のドリームマッチ「30GP」
その決勝戦に勝ち上がることが叶わなかった
「オッドテーラーズ」
「Micro To Macro」
「カヨコの大発明」の3団体が
「おもろいことやろう!」と集結し『30GPの負け犬集めたパーティー』
通称『3MAP(サマップ)』を結成!
1団体30分の短編作品をオムニバス形式で上演します!!

●オッドテーラーズ「Fly」
 作・演出:オッドテーラーズ
 出演:槌谷直樹 他
身長差と年齢差が半端ないユニット『オッドテーラーズ』活動休止前の最後の作品にして、初めての書き下ろし作品!
そうです!実はオッドテーラーズ、今まで上演した作品すべて再演作品でした!
今作のストーリーや出演者は今はまだシークレット!今後Twitterで随時発表!(@oddtailors)
いま言えることはひとつだけ!
「君ハ 今スグ 飛ビ立テルノサ」

●Micro To Macro「夜空ノムコウ」
 作・演出:石井テル子
 出演:泥谷将 たにがわさき 小谷地希 
    石井テル子 田村晃司(violin)
ここは地球 穏やかな冬の日 
可愛らしい歌声が聴こえる中
遥か彼方にぼわんと浮かんだある光
ん?なんじゃありゃ
見つめていると
それは、ぐんぐん近づいてくるではないか
うあ‥ うああ〜
目の前までやってきた!
速さマックス!
光の強さマックス!
巻き起こす風の力もマックス!
つまり色々マックス!
うああああ〜!
プッシュ〜。
降り立ったヤツは言った
「ハロー 会いたかったよ」
これは
ヤツとヒトと地球とその夜空の向こうの
小さなお話

●カヨコの大発明「俺たちに明日はある」
 作・演出:二朗松田
 出演:有元はるか 田川徳子(劇団赤鬼) 酒井美樹(四畳半ヤング)
人生において、大失敗するなんてことは、生きていればそりゃいくらでもある。
今日という一日をもう一度朝起きたところからやり直したいと思うことは一度や二度ではない。
しかし、だからといって本当にやり直すことは、それは正しいことなのだろうか…。
君はどう思う。 そう、君だ。 これを読んでいる君だ。 こんなところを読むなんて随分暇なんだな。
君ならどうする? もし今日をもう一度やり直せるなら。 もし今日を「明日」にできるなら。
家内制手工場演劇ユニット「カヨコの大発明」が贈りする女だらけの大SFファンタジー短編。

 
スタッフ
舞台監督:相内唯史(at will)
照  明:南勇樹(BS-II)
音  響:浅葉修(chicks)
宣伝美術:二朗松田(MADZOODAD216)
制  作:宮川あきえ(Micro To Macro)

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2016年11月17日 (木)

メガネニカナウ2 終わって

ごきげんよう テルです

ものすごい久しぶりにブログ書いてます。
自分の劇団の公演終わってもあんま書かへんのに
書いてみる 

メガネニカナウ2をご覧頂いたお客様
役者・スタッフ・関係者・関わってくださった全ての方に
逸平さんに、心から感謝を

面識のなかった逸平さんに作品を観てもらっただけで
声をかけて頂き、それはそれで凄い嬉しいことやったんだけど
一緒に並ぶ作家さんが、二朗さんや福谷くんと聞いて
これは、正に文字通り「カナワナイ」と思った

プレッシャー以外なかったんやけど
でも、やってみたいとも思ってしまった
で、今はやってよかったと思っている

逸平さんとの打ち合わせ段階の時に
ミクロでやる時にみたいに演奏入れたり
いつもどおりの作風でやってもらってもいいし
せっかくの機会なんで、思いきっていつものミクロと
全然違うのでやってもらってもどちらもでもいいと言ってもらった

役者さんも今まで一度も一緒にしたことない方ばかりで
それなら演奏も入れず、違う感じにしてみようと思った

で、結果、
きっと観た人みんなに言われたように
いつもどおり、私のもんでしかなかったようだ

いつもと何か違うもの違うもの・・・って
うんうん唸れば唸るほど何も出てこなくて
なんか何でこれやってんのかなとか意味を考えてしまったり
で、結局自分の中のものを引っ張りだしてきてしまった

芝居をやってる意味とか何で今やってんねやろとかを考えると
いつも私の中に出てくる一人の人間がいて
そいつのことを想って書いたホンになってしまった

と、いうわけで「六番目のリョウ」は
実は半分、私の自分の話

私がわかったことは、私はどう頑張っても
自分の中のことを吹き込んでしまうってこと
芝居してることは私の中ではいつもそれは
私が「生」きてることであるし
と、そこに辿りついてしまうなと

役者の皆が熱く、温かくて ありがたかった

お客様にもちろん届けたいと思ったけど
絶対これを観ることのできないあいつに届けたいとも想って書いた
私のわがままだらけの話です

でも、やれて本当に良かった
ありがとうメガネニカナウ2
本当にありがとう

ってことで 面白い話でも何でもねえぜ!
なんてこった!!
なんで、二朗さんみたいに曲の紹介を少しだけ

エンジェルが登場して、リョウやリョウコと出会った時にかけた曲は
Korn の light now 
八木さんに ここはKorn がいいって言うたらこれやった!

作品中にかけてたのは SAY LOU LOU っていうスウェーデンの双子のデユオ
二人の同じリョウの話で、LOU とリョウが響き被ったんで

さて、明日はライブだべ
小谷地とたーさんと ワシャワシャしてきます!
グッナイ。
 

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