2010年5月20日 (木)

観る観る観る

先週からいろいろ芝居観てたのです。

★火曜日のゲキジョウ
ダイゴさんがやってる、火曜日1stに行けば芝居観れるぜ企画です。
記念すべきスタート公演がダイゴさんのブルペンズと彗星マジックの2本立て。
全然違うテイストの2劇団を観れたり、30分ずつという短編で劇団カラーをどう魅せるのかとか、見処いっぱいだよ。観劇したブルペンズと彗星マジックも全然違うテイスト。でも30分って難しいなあとつくづく思う。

★素浪人ワルツ
いいむろなおきさんのパントマイムとsunday安元さんとザッハトルテさん演奏、そして映像との素晴らしい融合。出演者の実力と演出ウォーリーさんの才能を目の当たりにする。そりゃ海外公演でも絶賛だよ。難しいことは一切なし。役者は凄いことしてるんやけどそれを感じさせない凄さ。そして観終わった後のなんとも言えない幸福感。いいむろさん、安元さん、ザッハトルテさん全員のファンになるの巻。
実は、8月にする公演のタイトルに「ワルツ」って付くんで、ちょっと前からワルツと名のつくものほぼ全てに食いついている私。

★そんなこと言わないで
ロスドスに出演してもらった置名くんの劇団10デシリットルさんの公演。出演者がとっても若いー。みんなぴちぴちでした。前にカンセイの法則の芝居を観た時に感じたのと同じ空気をやはり感じる。ゆるい、脱力の中にある、くすくす笑いとだんだんかわっていく時のあれれ?感みたいな。 洞窟というひとつの場所を共有する3つのチーム人たちのお話。
何かを探し追い求める人たちの話だったのかなと思う。いるはずのない地底人を探したり、月9に出演するべく売れっ子俳優を目指す弱小劇団員(しかも芝居を始めたばかり)、ひとりの男性を競ってその愛を勝ち取ろうとする二人の女性だったり。
もちろん地底人は見つからないし、誰も売れっ子俳優になれそうにないし、優柔不断男は結局どちらの女子からも見放され一人になる。夢は夢で終わらせず「目標」にせよ、ならば叶うというテーマがもうちょっと伝わればなあと。

★オトギの国のフローシア
猫森の公演は、いつも温かい。今回は、おとぎ話がブラックな話になってるーっていう設定。アリとキリギリスと桃太郎とオズの魔法使い。
全部それぞれ面白くブラックになってるんだけど、桃太郎が倒すべき相手の鬼が一向に見つからず、一緒に旅してきた仲間のキジと猿と犬を順番に食べていく話がなんかすごいきた。最後の犬を食べ終えた桃太郎が自分の影をみて「あ、俺が鬼だったのか」とつぶやくところがぞぞぞー。
最後のオズの魔法使いまで観ると3つの物語がつながって人間の人生を描いたような感覚になる。いろんな思いをし、残酷なこともダメなことも経験し年老た者でもなお夢を持って生きようとする姿を描く。作り手のあたたかさみたいなものを感じた。

★レギュラー満タン入ります。
Zシステムさんの公演。ひじーが出てた。ひじーとは芝居する時、共演ばっかりやったんで、外から客観的にみたんは実は初めてなような。座長の中川さんは映像でも大活躍のベテランさんなんやけど、若人劇団員たちも味ある役者さんが多かった。
後半から物語が急展開。殺人事件の犯人やったり不倫の果てやったりと、とても現実的な哀しみが。
最後のえらいシーンが、ひじーと伊籐ちゃんの対峙で。ふたりともしんどい役やったであろうな・・・。熱演でした。
そんな役やのにひじーは端々にマイケル的な動きをしてました。

あと、DVDも色々みる。感想はまた今度。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月22日 (土)

蕾 その4

全開。

Cimg0465 見事だぁ・・・・。写真撮ってたら、通り過ぎていこうとしたチャリンコに乗ったおばちゃんが、キィ~っと止まって一言。「めちゃくちゃ綺麗やなぁ・・・・」「へへえ・・・(●^_^●)」私が咲かせたわけでもないけど、ちょっと自慢気な私。自然の美しさって無条件にいい。人工美には絶対叶わない。

 「ぼ、牡丹どん、おめでとう!」恥ずかしいけど、ちと小さい声で言ってみました。咲いたら呼ぶぜ~という約束だったんで。たぶん私、一瞬やばい人でした・・・。どうして何年も咲いてなかったのに今年だけいきなり咲いたのかは分からない。でもきっと、いいことがある前触れだ・・・と私と母の間で話は収まった。思い込みの激しいところは完璧に母譲りです。母は何度も「きれいなぁ~・・・」とつぶやいた。笑ってた。なんか誇らしげ。たぶんこの人も「私が咲かせたのよね~」とどっかで思ってそう・・・。くっくっ。

 二人で見つめてたら、ちょっと不思議な気持ちになった。今度いつ咲くのか分からないこの花をまた母とこうして眺めることができるだろうか・・・。その時もこの人が、家族皆が美しいものを見て素直に美しいと言える人たちでありますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月21日 (金)

蕾 その3

うお~ぉぉぉ。開花秒読み!

Cimg0460 白っ!デカっ!頑張れ!今日、ちょっと寒かったもんなぁ。。でもなんと頑張っていることだろう。蕾どん。目的がひとつっていいなぁ。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月20日 (木)

蕾 その2

うお~っ!!

Cimg0450 蕾、開いてきたじゃありませんか。白い花だ!もう咲く。明日には花びら全部が太陽の陽を浴びているんじゃなかろうか・・・・。

何の花なのかが分かりました。でも咲いたその日にその名で呼んでやろう~と思う。なので、あともうちょっと、待ってておくれ。蕾どん。

 今日、ワンシーンの台本を手にした。読んだ。かつて愛し合った二人が時を隔てて出会い、話をしているシーン。シーンの後半、相手役の台詞が15行ある。聞いている女。読んだだけで泣けてきた。凄え台本。言う方もすごいパワーだけど、聞いてる方も同じだけの想いで聞いてないと成立しない。そんなシーン。私の役には、ものを言わない人の強さ、言わないが故に余計に感じる想いの深さみたいなものがないとできない。

 この蕾、見習いたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月16日 (日)

蕾 その1

うちの玄関先に置いてる鉢植えに蕾が・・・。

 Cimg0438  何年も葉っぱだけの植木だったんです。なのにいきなりこんな大きな蕾がついているじゃぁありませんか。びっくりです。これ、何なんでしょう。お母さんに聞いても「知らん・・・・」というばかりで、家族皆分からないのです。こりゃ咲いてからのお楽しみということになるわけですな。なんか小学校の時の理科の実験みたいな気分です。

 何年も咲かない花がいきなり咲くというのは、なんか凄いぞ。いいぞぉ。。そしてこの現象は実に私に勇気を与えてくれる。この葉っぱも普段は緑だかなんだか分からないくらいの色をしてくすんで見えていたけれど、こうして蕾を膨らませている。ここまで来たら絶対に咲くのは間違いなし。何年も何年もその日を待ち望んでたんだなぁ。そして、目立たなくとも、ちゃんと息してたはったんやなぁ・・・・。頑張れ蕾。絶対に綺麗な花だと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)