夏の日の流星役者群 つづき
ミヒャエルヘンデが好きな友人から感想メールが来た。仕事しながらだけどバンドしている方が、時間の大切さを感じてくれた。みんなありがとう。
ゲキバコ!劇団員みなさんの最後の本番前の写真。
これが!
こやつが★「時間ドロ」でした。キクちゃんです。皆から「時間泥棒」の「ぼう」というふた文字を呼んでもらえなかったドロ吉です。莫大な量の台詞を一番に覚えてた。感情を出さず、でも出演者全員に影響を与え、自らも変化して消滅する謎の男。すげえすげえ難しい役を熱演。実は、最後の5ステ目でドロが消えた時、泣きそうになったのだ・・・。いつも私に嘘をついては3流ギャグばっかり言うてくれました。でもあほなことしてくれるので、いっぱい助かった。ありがとう。
カロを演じたあきちゃん。
母親の私が身ごもっていた生まれてくるはずだった幻の子供の役。どんだけ可愛かったか。愛の化身であり、人のこころに、人生の絶え間なく流れゆく時間に、どんな時間を費やせばいいのかを何も言わずして教えてくれる存在でした。(私の勝手な解釈やけど)。その歌声は本当に素敵で。あきちゃんが今回うたった歌は、何年経っても忘れられない一曲です。私もあんな風に歌えたらなあ。ダンスの振り付けもするし、なんでもできる感性の塊。
そして、
のんちゃん!今回のこの物語の主役、少年カミル。私の子供の役だべ。この少年役の為に髪の毛がこんなキノコに!小説家になりたいぶきっちょで純真な少年が、ふだんののんちゃんに本間にぴったりやった。のんちゃんの劇中の子供ダンスは絶品。みんなとはちゃんと振りがあっているのに、あれだけ合ってないように見えるのは、もはや神業。面白過ぎ。ホール入って明かりの中で観たら、面白過ぎてとうとう泣いてもうたわ。これを見逃した方は本当に残念無念でしたね。めちゃくちゃ可愛い息子でした。
そしてそして・・・
吉野さん。30年後のカミルでした。のんちゃんの30年後に見えたかどうかはおいといて・・・。稽古日数少ない中、この2時間ある段取りだらけで、ダンスも歌もあって、しかもあんな装置で、アンド仕掛けもいっぱいで、そして、こんなはじめましての役者だらけの演出を、本当によくぞ全うされました!本当にお疲れ様でした。こんな私を使ってくださり、ありがとうございました。
ゲキバコ!の皆さん、とっても温かくて、でも、いつもそっと気遣ってくださって、(酒呑みばっかりで★)楽しく本番終えることができました。本当にいっぱいありがとう。ありがとう。
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