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2013年7月 6日 (土)

京都の夜

久々に京都に行った。

もうすぐ祇園祭もあるからかな。
帰り道、ずっと コンチキチン・・・ってあの鐘の音が流れてた。
嗚呼。夏だなと感じた。
テルです。
「てがみ座」という東京の劇団の「空のハモニカ」という作品を
京都でやってたので観てきた。
とてもいい作品で、涙しました。
詩人の金子みすゞの生涯を描いた物語で、切なくて、しかし強い意志を持って生きた一人の女性の生き様をとてもとても丁寧に描いた作品。

金子みすゞさんは本名がテルさんで、劇中、何度も「テルちゃん」「テルさん」と皆が呼びます。あんまりないんだけど、本当になぜかその音の響きのせいか、親近感というか、そのテルという人物にとても感情移入して観てしまった。

幸薄くて、男運がなくて、お金もないんです。

ああ、なんだか私を観ているようでした。(苦労の度合が全然違いますがっ)

だけど、自分の「詩」を書きます。自分を愛してない男を愛しています。お金がないことに不自由を感じないのです。

ああ。更に更に私のようだわと思ってしまいました。
私なぞとはその向き合う姿勢や想いの深さが全然違うと思うのですが。

哀しい物語なのですが、私は勇気を貰ってきました。勝手に。
観にいけてよかった。

音照、舞美もどれもよかったのですが、役者さんがまた皆さんよかった。
何をもって「上手い」というのか未だきっと分かってないし、そもそも「上手い」役者さん、「上手い」芝居よりも、もっと別のものに魅力を感じる方なので、あまり強く入ってこない感覚なんだけど、でも今日は役者が「上手い」と感じた。そして、その上で、なんて感情が溢れてくるんだろうと感じた。
作品の内容や役に役者さんがあってるかどうかとか、色んな要素があると思うけど。

いいもんを作るというのは本当にたくさんの奇蹟の重なりで、でもその奇蹟は、作り手側の想いの深さとか、つくる時の足搔きとか努力とか、なんかそんなんが巻き起こすものなんだろうなと改めて思う。
アフタートークって少し前まで、ちょっと苦手で帰ってたりしたんだけど。
そういうても去年、周りの方に薦めて頂いて自分の公演の時にもやったんだけど。
最近は、あっても面白いなぁ。と思う。
作家や演出家か出てきて、やはりその方の「素」が見えると、
なるほど・・とかへーとか感じることがいっぱいあって。
ゲストの方の直後のダイレクトな感想なんかも聴けて、なかなかに面白いもんです。
今週もたくさん芝居あるなぁ。
私はまた観劇貧乏だよ。

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