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2009年9月11日 (金)

偶然の書籍

海辺のカフカを読み終えて、妹の本棚を探すと、まだ読んでないのがあったので読み始めたのが「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。

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これがまた実に面白かった。描写が素晴らしい。こんな陳腐な言葉で言い表せないんだけど、風景とか季節の表現も独自の世界観を貫いている。一角獣の頭骨とか地下に住む「やみくろ」とか観たことないだろうもの、想像上の生き物の描写も本当にそれを熟知していて、それらと世界を共にしてきた人の語りのようにリアルだ。それでいて全て現実離れした世界の物語だ。全てはメタファー。面白い。

私は、今読んでいる本が終わりかけると、次に読む本をどうしようかと物色しだす習慣がある。読み終えたら、即次これ読むとほぼ決めてる。で、いつも行く本屋に、「マイ心の棚」ってのがある。ここに平積みされているものは、偶然にも私にとっては面白い本が多かった。物色し過ぎて悩む時は、阿保のようにそのマイ心の棚の平積みを買うことにしている。

そして、「世界の終わりと~」を読み終えた翌日、とうとう、その棚の本を手に取ってみると、その本の内容が「世界の終わり」がやってくるという話だった。

世界を終わらせるのは私だったのかと悟る。

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