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2009年6月 8日 (月)

噺家

電車の移動中だけで2日くらいで読める面白さ。

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桂雀々さんの「必死のパッチ」。桂雀々さんの子供の頃から噺家になるまでの半生を描いたお話。壮絶な幼少時代。帯のコメントにもあるように麒麟のホームレス中学生より酷いかも。

両親に捨てられた雀々さんの実話なんだけど、最初はおかんに捨てられ、後からおとんに捨てられます。読んでで「セイ透明ハロー・セイ金色グッバイ」に似ててびっくりやった。

優しいお母さんに捨てられ反りの合わない父親とギクシャクしながら生きてみたけど、その父親にも捨てられたりしたら・・・それはものすごい哀しいだろうな・・・あってほしくないなあと、私はそう思って想像して書いたけど、その通りの人生を雀々さんは経験してはった。そのメチャクチャなおとんをあんなに面白く描けるのは素晴らしい。

その自分の経験から噺家への道に進むことになるんだけど、こんなに酷い生活が・・・って涙でるんやけど、でも笑ってしまう。すごい。きっとその人の生きることへのエネルギー、必死さが伝わるからだ。雀々さんの落語ききたくなった。

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