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2008年12月12日 (金)

ウナバラ

大きな母のような器で、ヒトをきちんと叱れる人。そして果てしない海のような包容力を秘めている人間がいてほしかった。青くそしてオレンジにも染まる大海原みたいな人。

そうそのまま「ウナバラ」と名づけた。

ヒロセにやってもらった。ヒロセ以外には考えてなかった。病院側の人間で全部分かっている人。ちゃきちゃきしっかり者のようで何でもこなす・・・と見せかけて、いや実際やってるんだけど、本当はめちゃぶきっちょな女。一生懸命なのです。一生懸命やってなんとかやっていけている人、そこが最も愛しいところ。

Photo_2 

ウナバラは、ヒロセそのままな所が多々あってね。その自分のような、でも決して自分ではないキャラをどう演じるか。ヒロセにはいつも課題を与えています。(今明かしてやった・・・)いつも自分の役にまず素直に向き合う。そしてもがく、あがく。まっこと頑張りやである。そして出来上がったウナバラ。本人はもっともっとウナバラをつくりたかったようだ。本番終わってもまだもがいてる役者。ヒロセはそんな子だ。

ヒロセはハルの病院の母みたいなもんだけど、実世界では、まさに私の母です。稽古始まってから本番終わるまでは、ほぼ私のお守りをしてくれている。いつだってどんだけしんどくたって公演が上手くいくように必死になってくれる。私の分身・・・って勝手に私が思ってるだけか。

ウナバラは怖いんだ。厳しく皆を叱るんだ。コラーとか言うんだ。愛があるからなのだ。ラストシーン「オムライス~」のくだりをハルに言ってやるのはウナバラ。ウナバラでしか成立しなかったのだ。私の中では。

その料理教室のダンスシーンで、そうあのたった3分のダンスシーンで振り回すだけの大きなフライパンとフライ返し、泡だて器。私があほほど大きいのん!って言うたら、本当にあほほど大きいのんつくってくれた。近くのスーパーにダンボール泥棒盗人と呼ばれ(注:恐らく・・・)毎日眠らず、ほんまにあほになってつくってくれたヒロセ。

ヒロセ。ありがとう。次芝居する時も一緒に居てね。

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