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2008年12月 6日 (土)

サカノウエ

サカノウエという役をつくった。

何かの上という苗字にしようと決めていて、山ノ上、川上、谷上、田上、・・・あれこれ思案した末、一番、私に響いたのが「坂之上」。

「セイハロー~」は生演奏をしよう!と決めていて、しかも、曲をつくる!絶対つくる!と決めていて、いや、実はホンを書き出した頃から、ものすごくメロディだけ、ゴゴゴ~って出てきてて、その歌詞の中に「坂之上」という言葉が出てきたのが正直なところなのです。

実は、登場人物の名前が全部、今回のこの芝居の曲のテーマ曲「セイハロー・セイグッバイ」の歌詞に出てきます。しかも2番で。1番じゃないところがミソだべ。って自分では思ってるのだ。んが、誰も言ってくれないので、ここで言っておく。

「サカノウエ」はワタリ医師と同じく病院側の人間でしたが、ウナバラ程の経験はなく、まだ稚拙な部分を残した人。まだまだ経験の少ない自分に何ができるかを模索し、一生懸命である人。それ故、つい出過ぎてしまう人。でもそれが人からは嫌に受け取られない内面からの可愛さが溢れる人。

その「サカノウエ」さんをやってくれたのは、川野えなちゃん。

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えなちゃんは実に勘のよい役者。故に初めから完成度が高い。写真を撮ると言えば常にヘン顔をするし、まったく気取ったり飾ったりすることのないえなちゃんなんだけど、そんなえなちゃんの内面の自然体の可愛らしさを活かし、出したかった。

そしてまた、そんな部分とは別に、シンジとの二人のシーンとラストのベルトに書かれた文字を読むシーンがありました。それらはいずれも作品の中では、大切なシーンでしたが、いいシーンになったと思います。シンジの思いを酌むということ、医者側としてハルを見ているということ両方を備えた、「サカノウエ」が居ました。

えなちゃん、ありがとう。

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