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2008年12月20日 (土)

一人

一人芝居を一人で観る。

副島さんの一人芝居 「カルボンさん」

Photo_2

脚本・オカモト国ヒコ
演出・上田一軒(スクエア)
出演・副島新五

ある一族に先祖代々伝えられるお役目。父から子へ子々孫々に受け継がれた儀式。舞台は各時代をめぐり、それぞれの奮闘する様を描き出す・・・。

ソエさんは上手い!当たり前だけど、実感。一人芝居ってそりゃすごい緊張するだろうし、自分ひとりだけでお客様をその物語の世界に引っ張っていかなきゃならないんだけど、実に引き込まれた。全く飽きなかった。私もこんなんしてみたい!と思った。

一人芝居の作り方は様々だと思うけど、本当にその登場人物しかいないパターンと登場人物以外を存在させるパターン。

今日観た芝居は後者。これは相手が何を言ったかどう行動したか、実際の演者が説明しなければならない。「カルボンさん」なる得体の知れないものとの儀式を行う3つの世代の男たちが登場する。これを行うことがこのお芝居の本筋となる。

この「カルボン」さんが何ものなのかがわからないまま物語は進む。ようやく得体のしれないもの、きっと人間ではなかろうものだと判明していく。つまり喋らない相手だ。勿論奇怪な反応と動きをする。それに呼応していくという構成だ。台本も面白い。そして演者も演出もいい。3世代の全く違うキャラの男を演じ分けている。でも血が繋がっていると彷彿させる癖だとか細かいしぐさもいい。そしてただ面白い笑えるというだけでなく、それぞれの時代の男が抱える「想い」を醸し出している。笑いながらもジーンとくる。

観れてよかった。いい刺激をもらったのだ。一人でふむふむと噛み締めてみた。本当にいいもんつくりたいなあ・・・。

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