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2008年1月 4日 (金)

不器用に愛する

「嫌われ松子の一生」を観る。

Photo 小説を発刊された時に読んでいて、あまりの面白さに、この小説のファンになっていました。絶対映画化されると思ってたらやっぱりされました。原作のイメージが強すぎると映画になったものは大抵面白くないと感じてしまうので、随分観るのをためらっていましたが、この度、時間もかなり経ったことだし・・えい!と、観てみることにした。

で、感想は、良かったですね~。原作の良さを損なわない出来で、むしろ、暗いこの小説を半ばミュージカル仕立てにして、登場人物を明るく生き生きと描いている。そして、人を殺すシーンも刑務所シーンも全部ポップなのに、全部松子の人生を眺めていると、ラストシーンの松子とかほんと泣けてきますね。小説でも実はかなり泣きましたが、映画でも泣いてしまいましたね。好き嫌いはあると思いますが、私は好きです。

お父さんに好かれたかった松子、人を不器用にしか愛せなかった松子、誰かに愛されたかっただけで、どうしてそんな馬鹿な選択ばかりをしてしまうんだよと思うのに憎めない松子。

彼女の人生の歯車を変えた教え子が「彼女は俺の神様だった」と懺悔するシーンは胸がぎゅーってなる。どんなに多くの人に捨てられ見捨てられても、たったひとりから、俺の神様だと言われる人生はなら悪くないと思う。不器用でもいいのだと思う。

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