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2008年1月29日 (火)

バッタ

遅れ馳せながら、伊坂幸太郎の 「グラスホッパー」 を読む。

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描写が上手い。感情が殆どといっていいほど描かれていないのに、描写と台詞だけで登場人物の気持ちが分かる。3人の語り手が交互に現れて、てんでバラバラな話を進めているが、最後にそれが集結する。そして一人の一番怪しい男「押し屋」の存在。見事!

ラストシーン、亡き妻との思い出の朝食バイキングで一人料理を詰め込む鈴木が「生きるためにたくさん食べないと。」と外に出ない声をもらすくだりは、とてもジーンとなりましたね。こんなにいっぱい人が殺されるお話なのに、でも最後まで読むと「生きよう」とする人の健気な姿が残る。グラスホッパー(バッタ)は一番怪しい男「押し屋」が語るお話の一説。なるほど。これも頷ける。

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コメント

有名ですが、「あひると鴨のコインロッカー」
が大好きです。
騙されます。
気持ちよく。
切ない騙され方です。
伊坂幸太郎、いいですよね。

投稿: ひろせ | 2008年2月 6日 (水) 21時42分

いいよね。
映画なったもんなあ。瑛太出てるし。

投稿: teru | 2008年2月 7日 (木) 01時07分

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