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2007年12月 9日 (日)

不器用

今日は芝居を観てきた。

オパンポン創造社 「指切」

11kai1 IST零番館のス舞台。広く見える。マンションの中の隣どおりしの2つの部屋。センターで空間を2分している。物語は概ね、その2部屋と、その2つの部屋の前を渡っている廊下で展開する。

一途な女と、不器用な男。

女が健気に想い続けるやくさの男は無骨で愛想なし。自分も好きだと上手く言ってやれない。が、かっこいいのだ。

もう一人の男は、女のことを一心に想い続ける男。毎日好きだ好きだと叫ぶ。その想いが強すぎて狂気となっていく。痛いのだ。とても。

野村さんの本には、「不器用な男」がよく登場する。私が観た作品の中には、全部、不器用な人が出てきていて、この作品も、全員が「不器用」にしか生きれない人たちだった。

不器用とは、喘ぎだ。上手くやっていきたい、もっとこうじゃなくできるはずなのに・・・と思っている。願っている。すごくそこに辿り着きたいのに、方法が分からない。結局自分のやりかたでしかできない。それが駄目とわかっていても・・・。切ない。

役者全員の芝居がとてもよかった。自分の役割を果たしている芝居だったなあ。

狂気の男(野村さん)が、「誰か俺のそばに居てくれや~」と叫ぶシーンは胸が痛かった。いつも、いいもん観たな~と思う。2月のKAVCにはヒロセも出演させてもらいます。楽しみです。

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