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2006年12月14日 (木)

文字

一日で読んでしまった本。

今日は、朝から撮影に行ってきました。って朝本当に早かったんだけど、待ち時間が12時間くらいあって、(過去最長でしたね・・・)その間に本を一冊読んでしまいましたね。

「手紙」:東野圭吾

映画にもなってるし、タイトルに少し惹かれて読んでみた。東野圭吾の本で今まで読んだものは大体ミステリー、推理小説っぽいものだったけど、この本は、まったくそういう要素のないストレートな小説だった。

小説でも戯曲でもこれまでに手紙のやりとりで描かれたものはたくさん読んだけど、この「手紙」はまた少し感じの違う「手紙」でした。

主人公が強盗殺人犯の弟であり、手紙は、受刑者が検問を通して送られてくる手紙。そしてその殆どが、宛先人からの返事が書かれなかったもの。

犯罪被害者ではなく、犯罪加害者の家族にスポットを当てている発想はすごいと思うし、個人的にジョンレノンの「イマジン」がひとつのオマージュになっていることも、ストレート過ぎても何でもやっぱり凄えやと思った。

深くて重くてやっぱり泣いてしまったなぁ。

手紙というただの「文字」が劇中、凄い威力を発する。人が声に出して語りかけるより何倍もの強い力を放つことがある。語れないから「文字」にすることもある。文字のある民族でよかったと思う。

まあ、待ち時間も有効利用できてよかったかなと。

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