リアル
あと本番まで2週間切った。
せなあかんことが山積みだよぉ。
皆にお知らせも送らなきゃならんし、スタッフさんと打ち合わせもせなあかんし、ホールとも話しせなあかんし、車とか弁当とか考えなあかんし、ほんまにいっぱいいっぱいです。
でも、その何よりもどれよりも一番にせなあかんことは、やっぱり芝居の中身を高めることで、もう当然過ぎることやけど、それに尽きる。
で、どうすればもっともっといいもんになるのかねと、今日むんずと考えてみた。
稽古することは当然だけど、それまた色んな方法があるし、芝居の質とか内容にもよるんだけど、私がこの作品で今、大事にしたいことは一緒につくってるメンバー、お互いを大切に思うこと、全員ともっと向き合うことかなと思った。
今回の話は家族の話。どこにでもありそうな、でもかなりデフォルメされた変な家族。大切なのは巻き起こる事件そのものではなく、結果であり、変化する人の何を見せるのかになる。何を感じてもらうのかになる。やってる私らがお互い何も感じずして、どうやって観ている人に届くねん。届くわけないわなと思う。勿論皆、感じてはいるけど、もっともっとね。リアルに感じよう。
今一度、役者ひとりひとりの想いを感じながら残りの稽古に臨もうぞよと思う。
たった数ヶ月の家族とおかしな訪問者たち。役を楽しむ為の努力をしよう。そこから本気で楽しもう。あと2週間よろしくです。
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