« 舞台裏 | トップページ | 客観視 »

2006年6月 8日 (木)

子供の心

今日は、ある事件が・・・・。TAKE IT EASY!の稽古で、今日も神戸へ。いつも大阪から神戸に向かうJRで同じ電車になるプリティ恭ちゃんと今日も一緒になった。方向音痴で未だ稽古場に向かう道を覚えていない私をそっとエスコートしてくれる恭ちゃん。や、優しい・・。

今日は、ヨーちゃん(子役のヨースケ君)と初ご対面の日。私は今回、このヨーちゃんのお母さん役をするのだ。どんな子なんだろう。ドキドキ・・・。んで、やってきたヨーちゃん。小2。扉を開けて入ってきた少年は・・・・・か、かわいい・・・。でも、女のお姉さん?ばっかりの中で、男の子一人だし、なんか恥ずかしそうで、でもそれを隠そうとちょっとすかしてみたりと・・・それがまた更に可愛いのだ。

そして、早速ヨーちゃんを入れてゲーム遊びをすることに。ヨーちゃんも楽しそうだ。でもゲーム遊びにはヨーちゃんよりうちら役者の方がつい夢中になっていたような。。。そして少しずつゲームは進み、お芝居風な遊びをすることに。そこで事件が・・・・!

ヨーちゃんと私がペア。私がヨーちゃんを何かの理由で怒る振りをするので、怒られたヨーちゃんは、そうじゃない、そんなことしてないって、信じてもらうように言ってみよう~!というゲーム。が、しかし、私がヨーちゃんを怒った瞬間、ヨーちゃんの顔つきが豹変。・・・あ、こりぁ、まずい・・・と思ったんだけど、もう時既に遅し。ヨーちゃんは、怖くて泣き出してしまったのだ。(あたし、どんだけ怖い顔で怒ったんやぁ。)「うぇ~ん、えん、えん、えん、えん・・・・」稽古場にこだまするヨーちゃんの哀しい泣き声。・・・ご、ごめん、ヨーちゃん。その後、ずっとヨーちゃんと話した。まだ小さくて理解できないかもしれないけど、さっきのはお芝居やから、嘘やから・・ということと、でも舞台の上では怒ったり泣いたり笑ったり、そんな出来事がいっぱい本当に起こっているんだよということ、演出中井さんやさなえさん、そしてテクイジの皆でそんなことをそっと伝えてみた。そして、うちら皆、ヨーちゃんとお芝居がしたいんだよということも・・・。

自然とまた違うゲームを始めて、今度は指立てゲームとか大魔神?ゲームとあとタコ八とかなんだかヨーちゃんのやりたい好きなゲーム三昧になって、しかも最後は完璧にゲームの主導権はヨーちゃんになって、のりのりで楽しくなっていってくれたようだ・・・ほっ。最後にちかちゃんが言ってました。「最初にこういう経験をしていれば、本当に役者が芝居して大声出したり泣いたりしても大丈夫なのではないかいな・・・」そうだね。ヨーちゃんも一緒に舞台に立つ役者仲間やもんね。

子供って凄いなぁ。私はヨーちゃんを怒る芝居をした時、実は始めは怒ってなかったんだけど、ヨーちゃんがやたらニタニタ笑ってたんで、こら!本当に怒るぞ!と思った瞬間にヨーちゃんはビクッとなって、その瞬間に怖い・・・という感情が溢れたようだ。芝居をしようとしなくてもその時に相手が感じていることを100%受け止めて100%で返してくる。この間に大人が持っている羞恥心とか遠慮とかその他諸々が一切ない。感じてそのままの感情が身体に作用する。素晴らしい。泣かしてしまって悪かったのだが、今日は芝居の原点を感じたのだった。ヨースケ、本番まで宜しくな。でも私は、まだまだ怒るで~。笑。

|

« 舞台裏 | トップページ | 客観視 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/82440/2140148

この記事へのトラックバック一覧です: 子供の心:

« 舞台裏 | トップページ | 客観視 »